岐阜県飛騨高山は、祭りやイベントなど独自の文化を育んできた城下町です。 その一つが、絢爛豪華な祭り屋台である山車（だし）と、1000人もの祭り行列が壮麗な高山祭りです。

江戸末期安政二年（1855年）には旧城下町「三之町」にて酒造りを営んでいた原田酒造場の初代当主は、京都に近い灘・伏見の酒造りに着目し、江戸・明治・昭和の激動の時代を十代にわたり清酒醸造を守り続けてきました。

銘柄は「山車」で、数々のお酒を製造しています。霊山「位山」山系の水と主として岐阜県産米のお米や兵庫の山田錦を原料に、厳しい冬季寒仕込みによりじっくりと醸しだされたお酒です。代々その技術に研鑽を重ね、「奥伝 飛騨流厳冬寒造り」にて、淡麗である一方で、しっかりとした芳醇な米の旨みを兼ね備えた「山車」独自の味わいと香りを醸しだしています。

「山車」は、高山祭の絢爛豪華な祭り屋台「山車＝だし」から、「山車＝さんしゃ」の清酒銘柄をいただきました。四百年かかって融合･熟成した京文化と江戸文化が飛騨乃酒「山車」にもしっかりと根付き、融合・熟成しているのです。

厳しい冬季寒仕込みによりじっくりと醸しだされた味わいを四百年の時の浪漫と共にお楽しみいただけます。地元の居酒屋などでも提供れており、店頭では季節のおすすめのお酒、ここでしか買えない限定酒など、豊富な品揃えをご用意しています。